Amazonでの同業セラーからの嫌がらせと対策について【悪用厳禁】

Amazonで嫌がらせ注文を受けた方、Amazonで商品を販売している方向けの記事です。嫌がらせレビューの種類と対策を記載しています。

  1. 不正注文
  2. 注文保留
  3. 嫌がらせ低評価レビュー
  4. 不正広告クリック
  5. サポートへのクレーム

 

これら5つの嫌がらせの詳細と解決策について解説しています。不正や嫌がらせが蔓延している最近のAmazonで生き抜くためには、敵の攻撃を知り守りを固める事も重要です。

 

不正注文

同じような商品を販売している同業セラーが複数のアカウントを使って、代金引換・コンビニ受け取りで架空注文を行い、販売者にダメージを与える方法。注文がキャンセルされた場合でも、1件あたり数百円の代引き手数料を販売者が負担する必要があるので、100件、300件、500件と不正注文されると、かなり大きな損害となります。

 

金銭的な損害だけでなく、大量注文される事により、在庫切れが発生し検索順位が落ちる、露出が減るなどSEOにも悪影響を与えます。

TIPS一度、在庫切れを起こして検索順位が落ちると、元の順位に戻るまでに時間がかかる事が多いので、在庫切れには要注意

 

 

数年前にコンサルを受けてくれていた方が受けた嫌がらせ被害の画像です。1件あたり500円程度の損害が600件ほど発生し、合計30万円程度の損害となった嫌がらせ注文です。全在庫分を不正注文されて在庫切れを起こし、SEOの順位も一時的に落ちました。

 

この犯罪レベルの不正注文は、中国系のセラーが行っている事がほとんどで、自動不正注文ツールを使っているか、中国に存在する嫌がらせ注文の代行業者にお願いしているかの2パターンです。不正注文を中国の業者に依頼した日本人セラーがいるという話も聞いたことがあります。

 

Amazonの対応について

「不正注文であっても、商品が発送された後であれば、手数料などは返金しない」これがAmazonの対応です。問題が発生してからでは遅いので、事前に不正注文を防ぐ対策を行っておく必要があります。

 

 

不正注文への対策方法

コンビニ払いと代金引換を無効にする事で、不正注文を防ぐことが出来ます。設定–>出品用アカウント情報–>支払い方法の設定(コンビニ払い / 代金引換)のページで代金引換とコンビニ払いを無効にする事が出来ます。または、商品詳細ページから特定の商品だけ、無効にする事も可能です。ただし、これらを無効にする事によって、通常の注文が減る可能性もあるのでご注意下さい。

 

代金引換、コンビニ払いを無効にする

支払い方法の設定から設定を変更する場合

 

商品詳細ページから設定する場合

 

最大注文個数を設定する

注文できる最大個数を設定しておく事も対策の1つですが、複数アカウントを使って注文された場合は、あまり意味がありません。

最大注文個数を設定

 

注文保留(嫌がらせ)

注文を行い、実際に支払いは行わず保留にし続ける嫌がらせです。この嫌がらせをされると10日ほど注文が保留となり在庫切れに繋がる事があります。この嫌がらせの問題点は、保留注文のキャンセルは「出荷前キャンセル」に該当し、「パフォーマンスの低下やアカウント停止」に繋がるという点です。さらに嫌がらせ注文と支払いが遅れているユーザーを見分ける事が難しいという問題もあります。

 

注文保留(嫌がらせ)への対策

明らかに注文保留が増えた場合は、嫌がらせ注文の可能性があるので、Amazonのテクニカルサポートに連絡して、注文をキャンセルしてもらうようにしましょう。Amazon経由でキャンセルしてもらえば、アカウントのパフォーマンスに影響を与える事無くキャンセルする事が出来ます。

 

嫌がらせレビュー

以前に比べると、同業者からの嫌がらせレビューも増えています。低予算で簡単にライバル商品を潰す事が出来ます。商品によっては、セラー同士で低評価レビューを付け合いつつ、自分の商品に高評価レビューを付けまくるという、過酷なジャンルも存在しています。

 

 

レビュアーの名前がAmazonカスタマー&「Amazonで購入のマークが無い」&役に立ったと考えている人の数が異常に多い場合は、嫌がらせレビューの可能性が高いです。低評価レビューに対して役たったお客様の数を増やす事で、レビューの上位に表示されるので、売上ダウンにつながります。この商品の場合は、レビューの3番目に上記低評価レビューが表示されていました。

 

対策

嫌がらせレビューの場合は、カスタマーサービスに連絡したり、違反を報告するで削除される場合もありますが、レビュー内容に問題が無い場合は、削除してもらえません。弊社では、アメリカのAmazon関連会社と提携しており、ホワイトな方法で低評価レビューを消す事も出来るので、お問い合わせからASINを添えてご連絡下さい。たぶん力になれると思います。

 

不正広告クリック

特定のキーワードだけ異常にクリックされて広告費が使われている事はありませんか?もしかすると嫌がらせクリックを受けているかもしれません。売れるキーワードなのに売上高広告比率が異常に高い場合は、不正クリックされている可能性があります。

売上高広告比率が高い

 

スポンサープロダクトを不正にクリック

 

この手の不正クリックは、特定のASIN+キーワードで表示されるスポンサープロダクト広告をクリックするツールを使って自動で不正クリックを行うか、海外の低賃金で作業してくれるフリーランサーを使って手動でクリックしている場合がほとんどです。

 

対策

不正クリックだと思われる場合は、Amazonのテクニカルサポートに問い合わせてみましょう。不正クリックが認められると、消費された広告費が戻ってくる場合があります。

 

短期間でテクニカルサポートへ複数のクレームを入れる

偽物が届いた、違う商品が届いたなどAmazonの規約に違反する何かしらの理由で、短い期間で複数のクレームを入れると、商品が調査対象となり一時的に販売が停止される事があります。販売が停止すると在庫切れと同じ扱いとなり、検索順位が落ちたりSEOに悪影響を及ぼします。

 

対策

この嫌がらせの場合、対策方法はありませんので、出来るだけ早くAmazonの連絡に回答して解除してもらうようにしましょう。

 

さいごに

複数のいやがらせと対策方法を紹介しました。Amazonというプラットフォームを活用する限り、嫌がらせを避ける事は出来ないので、上手に向き合っていきましょう。ここに書いた以外の嫌がらせを体験した方がいたら、コメントお願いします。記事内に追加させて頂きます。

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ABOUTこの記事をかいた人

Take it easy - 気楽にいこうぜ!人生1度きり。楽しんだもん勝ち。1990年4月3日生まれ、28歳。サッカー、釣り、サーフィン好き。18歳から5年間世界を旅するバックパッカーになり帰国後、10万円の資金で輸入ビジネスを開始、たったの6ヶ月で月収100万円達成。1年で総売り上げ8000万円超え、最高月商718万円。情報発信では、3ヶ月目にして月収100万円を突破。経済的/場所的/時間的自由を手に入れようとしている方や効率良くお金を稼ぎたいと考えている方向けにブログを更新しています。