ethOSとH110 Pro BTC+で13GPUを構築したので設定や使い方、注意点などを紹介

マイニングに特化して無駄な機能を省いたRadeon RX 470 MINER 4Gが12枚、手に入ったので余っていたRX480と組み合わせて13GPUのマイニングリグを構築しました。OSにはethOS、マザーボードには13個のPCI-eスロットがあるマイニングに特化したH110 PRO BTC+を使用しています。

 

始めてWindows以外のOSを使用しましたが、ethOSのサイトにマニュアルがあり、Youtubeに動画なども出ているので、特に大きな問題もなくスムーズに13枚のグラボを認識させる事が出来ました。

 

使用するパーツに関して

13GPUを構築する際に、重要なポイントになるパーツは、マザーボード選びです。一般ユーザー向けに販売されているマザーボードであれば、どう頑張っても10枚程度しか認識されませんが、マイニング専用のマザーボードとして販売されている、H110 PRO BTC+を使えば、特に設定もせずにすんなりと13枚のGPUを認識します。

マザーボード:H110 PRO BTC+
ASRock H110 Pro BTC+

グラフィックボード:AMD RX470(12枚)+RX480(1枚)
RX470/480系は在庫切れで購入できないので、570のリンクを貼っておきます。
MSI RADEON RX570 ARMOR 4G OC

CPU:G4400
インテル Pentium G4400 BOX品

メモリ:DDR4 4GB以上
UMAXDCDDR4-2400-8GB HS

OS用USB:16GB以上(SSDでもOK)
USBメモリ 16GB USB3.0 Kingston

電源ユニット:1000W×2
Corsair RM1000x

リグフレーム×2
木製リグフレーム

ライザーカード×13、デュアル電源ケーブル×1

 

【ethOS】購入・ダウンロード

公式サイトからダウンロード版USB版SSD版のOSを購入出来ます。今回はダウンロード版を購入して、16GBのUSBにOSを入れて起動させます。

 

USBにインストール

ethOSを購入するとメールが送られてきますので、OSをダウンロードします。

 

Refusを使ってUSBにインストール

 

この動画を参考にUSBにインストール【18秒~1分13秒】までがUSBへのインストール方法

 

初回の起動方法

最初から全てのグラボを繋ぐのではなく、16xスロットに直接グラボを挿して、そのグラボからモニターへ映像を出力します。オンボードのVGAに接続しても画面に表示されません。BIOSでメインディスプレイ(Primary Graphics Adapter)をオンボード(onboard)にして、マザボのVGAに接続すると画面は表示されますが、複数のグラボを挿した際に不具合が出るので変更しないようにして下さい。

上の画像ではLink SpeedがGen2になっていますが、autoのままで認識します。autoで認識しない場合は、全てgen2で統一してみて下さい。

 

起動させると、このようにRX470を1枚認識している事がわかります。

 

ユーザー名、パスワード

初期設定のままであれば、OSのユーザー名がethos / パスワード=liveになっています。WEBベースのターミナルでアクセスする場合に必要となります。

admin : http://192.168.xx.xx あなたの画面に表示されているIPアドレスを入力してwebでアクセスすると、webターミナルにアクセス出来、遠隔でコマンドなどを打てます。

panel : http://XXXXXX.ethosdistro.com WEBで稼働状況を確認できます。

 

webターミナルへのアクセス admin : http://192.168.xx.xx

 

WEB稼働状況の確認 panel : http://XXXXXX.ethosdistro.com

このように稼働状況を確認する事で、動いていないGPUなども見つける事が出来ます。赤い矢印の0.0はライザーカードの不良で正常に稼働していなかったグラボです。ライザーカード交換後、正常に動作するようになりました。

 

初期設定

Windowsの使い方とは微妙に違いますので、VIエディタの使い方を参考に操作して下さい。

 

よく使うコマンド

コマンドがわからないと操作が出来ないので、まずは良く使うコマンドを記載します。

 

  • ブラウザを開く # browser
  • 再起動 # r
  • ステータスの確認 # show stats
  • マイニング状況を確認 # show miner
  • 設定反映、マイニング停止 # putconf && minestop
  • オーバークロックを反映させる # putconf && ethos-overclock
  • シャットダウン # sudo shutdown -h now

 

公式サイトに色んなコマンドや説明が記載されています。http://ethosdistro.com/kb/

 

こんな感じでコマンドを打ちます。ethOSホーム左下のボタンをクリックしてLXterminalをクリックしてもコマンドを打てます。

 

アップデート

2017/09/7日時点で、1.2.4が最新版ですが、購入時にダウンロード出来るファイルは1.2.3ですので、最新版の1.2.4へのアップデートが必要です。

起動してすぐに下記コマンド

sudo ethos-update && sleep 5 && r

 

問題が無ければ自動的に再起動します。再起動後、調子がおかしいと感じた場合は下記コマンド

sudo ethos-update reupdate && sleep 5 && r

http://ethosdistro.com/kb/#updating

 

IPアドレスを固定

# sudo vi /etc/network/interfaces
iface eth0 inet dhcp この行を「static」下記のように変更する

-----------------------------------------------------------
iface eth0 inet static
 address 192.168.xxx.aaa ホーム画面に記載のIPアドレスを記載
 netmask 255.255.255.0
 network 192.168.xxx.0
 gateway 192.168.xxx.1
 dns-nameservers 8.8.8.8

# r コマンドで再起動してIPアドレスが変わらないか確認
http://ethosdistro.com/kb/#static-ip

 

設定を維持

# echo -n "" > /home/ethos/remote.conf && echo "remote config turned off"

ethOSでは初期設定のままでは、再起動する度に初期状態に戻ってしまいます。設定を維持する為に上記コマンドを実行
http://ethosdistro.com/kb/#remote-config

 

configファイルを編集

# vi local.conf

上記コマンドでもコンフィグファイルを編集出来ますが、左下のメニューからconfigファイルを編集する事も可能です。

 

minerにclaymoreを指定して、プールはethermineに接続してメモリ、ファンなどの数値を指定しています。設定に関しては、AMD/NVIDIAで違うので、こちらのサンプルを参考に設定して下さい。

loc リグの番号 リグの名前を指定 /  loc A12345 RIG001

このようにlocを使うことで、リグの名前を指定してプールなどで表示させる事が出来ます。

 

 

設定を変更した場合は、基本的に再起動して変更されているか、動作するか確認しましょう。変更後、再起動してコマンド # show minerで動作しているか確認できます。

 

show minerでマイナーを確認すると、13枚とも稼働していますし、ファンの速度・メモリのクロックアップ設定などが反映されている事も確認できます。

 

最新版へアップデートすべきか?

9月8日時点での最新版は、1.2.4です。最新版にアップデートする事でマイニングが最適化されてハッシュレートが大幅にアップします。1.2.3から1.2.4にアップデートするだけで、5%近くハッシュレートが上がりました。

 

1.2.3のハッシュレート合計276MH/s

 

1.2.4のハッシュレート合計311MH/s  +5%UP

 

アップデートするだけで5%近くハッシュレートがアップしたので、まだアップデートしていない場合は、アップデートする事をお勧めします。アップデートするだけで、利益100万円なら105万円に増えますし、今後の値上がりも考えると、5%どころの数字ではなくなってきます。

 

M.2スロットを使えば、14枚目を認識するか?

ethOS自体は最大で16枚のGPUを認識出来るようですが、H100 PRO BTC +は、M.2スロットは、SATA専用でPCIスロットとして利用出来ないので、13枚しか認識しませんでした、PCIスロットを3つに拡張するカードなどを使えば、16枚まで認識するかもしれないので、実験してブログを更新します。

 

RX470/RX480をBIOS MODした結果、イーサリアム28MH/sまで高速化に成功

海外の動画などを参考に、romを書き換えたら24mh/s -> 28mh/sまでハッシュレートがアップしました。約16%ハッシュレートが向上しています。16%と聞くとたいした事ないように感じますが、100万円掘れてた場合、16万円アップの116万円になるという事です。規模が大きくなるほど、影響も大きくなってきます。

 

RX470/480/570/580シリーズをBIOS MOD/FLASH(フラッシュ)で高速化する方法

2017.09.12

こちらのページで、BIOS MOD高速化に関して詳しく解説しています。

 

さいごに

今までは、8GPUが限界でしたが、13GPUを実現した事によって、大幅な収益アップとさらなる可能性が見えてきました。Linux系のOSなど扱った事がなく、動くか不安でしたが、思った以上に簡単でした。このページでethOSで13GPU動かす為に必要な事は全て記載していますので、興味がある方はチャレンジしてみてください。この記事を参考に13GPU実現できたよ!なんて方がいたら寄付を頂けるとさらに有益な仮想通貨・マイニングに関連する記事を提供出来ます。

 

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2 件のコメント

    • RXは、イーサリアムに強いですが、現時点のようにZCASHやモネロが効率的になったときは、GTX系が強いです。個人的には、色々なコインを効率良く掘れるGTX系が長期で見ると強いと考えています。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1990年4月3日生まれ、26歳。サッカー、釣り、サーフィン好き。18歳から5年間世界を旅する、バックパッカーになり帰国後、10万円の資金で輸入ビジネスを開始、たったの6ヶ月で月収100万円達成。総売り上げ8000万円超え、最高月商718万円。情報発信では、3ヶ月目にして月収100万円を突破。2014年11月株式会社フリームーブメントを設立。