輸入した際の関税、消費税をクレジットカードで支払う事が出来れば、外注化を進めやすくなるのに。1度に支払う金額が大きくなってきているので、カード払いにしてキャッシュフローを良くしたい。カード払いでポイントを貯めたい。外注先が関税や消費税を立て替え払いしてくれないので、こちらで払えるようにしたい。
このように感じた事はありませんか?実は、DHLやFEDEXでは、関税や消費税をクレジットカードで支払う事が可能ですので、方法を紹介していきます。(ANAグループのOCSや郵便局は、対応していません)
目次
DHLの場合

DHLお問い合わせ – カスタマーサービス
http://www.dhl.co.jp/ja/contact_center/contact_express.html#local_contact
DHLでは、カード払いといっても3つの方法があり、荷物を受け取る前に電話してカード払いする方法と荷物を受け取る際にカード払いする方法、荷物を受け取って請求書が来てからカード払いする方法があります。
DHLエクスプレスは、配送スピードを大切にしているのでセンターにデータがあれば、着払い、データが来ていない場合は、請求書後払いになっています。
荷物を受け取る前に電話してカード払い
受け取り前にカード払いするには、「General Shipping」カスタマーサービスに電話する必要があります。
フリーダイアル:0120-39-2580 (携帯電話・PHSからもご利用いただけます)請求書に関するお問い合わせ(3)→クレジットカードでのお支払い(4)
担当の方に繋がったら、追跡番号を伝え「受け取り前にクレジットカードで支払いたい」と伝えて下さい。DHL側で関税や消費税の計算が出来ていれば、カードで払う事が出来ます。DHL側で計算が出来ていないと、その時点では支払う事が出来ませんので注意して下さい。
荷物を受け取る際にカード払いする方法
DHLにデータが来ている場合、着払いでのお支払いとなり、通常は荷物の受け取り時に現金での支払いを要求されますが、ここでカード払いを利用する事も出来ます。「配達に来た方にカードで払いたい」と伝えて下さい。
荷物を受け取って請求書が来てからカード払いする方法
請求書払いの場合は、ご請求に関するお問い合わせの番号へ連絡します。
請求に関して:03-5479-2330 jp-dhl-query@dhl.com クレジットカードでのお支払い(4)を選択して、担当者の方にカードで払いたいと伝えて下さい。
DHLアカウントで関税、消費税を支払う
クレジットカード払いとは違うのですが、DHLアカウントを持っていれば翌月末に一括払いなどにする事も出来ます。発送元が関税・消費税をアカウント払いに設定してから発送する必要があります。
配送に関して知識が乏しい業者や取引が短い場合は、設定してくれない場合もありますが、配送の知識もあり、取引が長ければ「関税・消費税」のみアカウント払い「送料・関税・消費税」全てをアカウント払いに設定して送ってくれる事もあります。
FEDEXの場合
FEDEXよりもDHLのほうが柔軟に対応してくれます。FEDEXの場合、センターにデータが届くのが遅い為、全ての配送が請求書払いとなっています。ですので受け取り前にクレジットカードで支払いたいと伝えても、データが来ていないので払えません。と言われる事がほとんどです。
ただし、商品が日本に入ってくる前にFEDEXに電話してFEDEXが建て替える前にカードで払いたいと伝えれば、通関部が対応してくれますが、配送を一度ストップするので大幅に到着が送れます。
FEDEXの場合は、全ての配送で関税や消費税は後払いですので、請求書が届いてからカスタマーサービスに電話して、カード払いを利用する方法がベストです。
郵便局(EMS)やOCSの場合
郵便局(EMS)やOCSの場合は、クレジットカード払いに対応していません。クレジットカード払いを希望するのであれば、DHLまたはFEDEXでお願いしましょう。
さいごに
関税、消費税をクレジットカード払いにすれば、キャッシュフローを良くしたり、外注化をスムーズに進めていく事が可能です。
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