出店すべき15のネットショップを徹底比較【2019年最新版】

ネットで商品を販売したい」「新しい販路を作りたい」でも、どこに出店すれば良いの?自社の商品と相性が良いネットショップってどこなの?そんな悩みをお持ちではありませんか?

 

ネットで商品を販売したいと考えた時に、パッと思い浮かぶのはAmazonや楽天、ヤフーショッピングなどの有名な大手サイトかもしれませんが、大手サイト以外にも中堅ECモールや近年急激にユーザー数を伸ばしているフリマアプリなどを活用する事で、今まで以上に広い視野を持って販売出来るようになります。

 

これから15のネットショップ(オンラインモール型 / ショッピングカート型)を徹底解説していきますので、自分に合った販売方法を見つけて売上げアップに繋げて下さい。

ネットショップの販売形態について

ネットショップの販売形態は、ショッピングモール型とカート型の2つに分ける事が出来ます。

 

1、ショッピングモール型

基本的には、集客不要のショッピングモール型の例

2、ショッピングカート型

自社での集客が必要なカートタイプの例

 

モール型のオンラインストアに出店するメリット

  • モールまでの集客は、モール側が行ってくれる
  • 少ない資金でも手軽に販売を開始出来る
  • 購買意欲が高いお客さんが多い

 

オンラインモールを見ているユーザーは、「何かを探している」購買意欲が高いユーザーが多いので、お客さんが探している商品を魅力的な販売ページ&最適な価格で提供する事が出来れば、簡単に商品が売れます。また、少ない資金&短い期間で販売開始出来るという事もモール型の魅力です。

 

モール型のオンラインストアに出店するデメリット

  • 販売手数料が高い
  • 同じ商材を扱っている場合、モール内で価格競争が起きる
  • デザインのカスタマイズが限定的
  • 突然の規約変更などで売上げが落ちる場合がある

 

ほとんどのモールでは、販売価格の10%程度が販売手数料となっています。自社サイトであれば、カード決済を導入しても3~4%程度ですので、10%の手数料は大きいですね。モール側と突然の規約変更などで商品の売れ行きが悪くなる。アカウントを停止される可能性がある。などの点もモール型のデメリットと言えます。

 

 

カート型のストアを出店するメリット

  • サイトを自由にデザイン出来る
  • お店(ブランド)のファンを作りやすい
  • 価格で比較される事が少ない
  • 手数料が安い
  • 定期販売などが可能
  • モールに依存する必要がない

 

ショッピングカート型のお店を出店するメリットは非常に多いですが、一番の問題点は集客です。自社で集客できるなら、ショッピングカート型のお店は非常に魅力的になりますが、WEBマーケティングに関しての知識が乏しい場合は、アクセスがほとんど無いECサイトになってしまうでしょう。

カート型の場合は、管理画面もシンプルでわかりやすく、Googleショッピングに掲載して集客可能なカラーミーが初心者にオススメです。WEBに知識がある場合は、上級者向けのMakeShopでも構いません。

 

カート型のデメリット

  • 集客が難しい
  • コンテンツマーケティングやリスティング広告などに対する広告費が必要
  • ページデザインなどを作り込む必要がある

 

このようにカート型、モール型にそれぞれメリット、デメリットがありますので、あなたの状況に応じて最適な販路を選ぶようにしましょう。

 

出店可能なネットショップの比較表

 初期費用(目安)決済機能商品登録数カスタマイズ自由度独自ドメイン集客スマホ対応
Amazon4900円~クレジット/銀行振込/コンビニ/代金引換/電子マネー/ポイント無制限××
楽天市場179,400円〜クレジット/銀行振込/コンビニ/代金引換/電子マネー/ポイント5000〜無制限×
ポンパレ50,000円〜クレジット/銀行振込/代金引換

20000×
ヤマダモール60,000円〜クレジット/銀行振込/コンビニ/代金引換/電子マネー/paypal30000〜無制限×
Wowma無料クレジット/銀行振込/コンビニ/代金引換/電子マネー/ケータイ500〜3000×
メルカリ無料クレジット/コンビニ/ケータイ/銀行振込/ポイント/売上金100万円まで××
ヤフオク462円~クレジット/銀行振込/コンビニ/代金引換
無制限××
フリル無料コンビニ/銀行ATM・郵便局/クレジットカード/LINE Pay/携帯キャリア払い/ポイント / 売上金-××
ヤフーショッピング無料クレジット/銀行振込/コンビニ/代金引換/電子マネー無制限×
make shop12,100円~クレジット/銀行振込/コンビニ/代金引換/電子マネー/paypal/後払い10000
STORES JP無料クレジット/銀行振込/コンビニ/代金引換無制限××
BASE無料クレジット/銀行振込/コンビニ/代金引換無制限××
カラーミー4,572円〜クレジット/銀行振込/コンビニ/代金引換/電子マネー10〜10000×
EC-CUBE無料クレジット/銀行振込/コンビニ/代金引換/電子マネー無制限×
Qoo1010,000円~クレジット/銀行振込/コンビニ/代金引換/電子マネー/携帯無制限××

 

ショッピングモール型のサイト

ショッピングセンターやデパートにテナントとして出店するような感じのモール型を紹介していきます。各サイトで必要となる初期費用や強みなども紹介していきますので、参考にしてください。

 

Wowma!(KDDIが買収)

https://wowma.jp/

2016年10月にKDDIが買収して、AUショッピングモールとDENAショッピングが統合されて、wowma!というサイトに変わって、近年非常に勢いがあるECモールです。

 

初期費用と月額費用について

現在、キャンペーンを行っていて、入会金10,000円–>無料、月額費用4,800円が半年程度無料になるキャンペーンを行っていますので、お試し感覚で出店する事が出来ます。以前は、楽天市場のように毎月数万円の月額費用が必要でしたが、新プランに変更となって、Amazonに似た料金体系で、気軽に出店出来るようになりました。

 

 

ユーザーについて

KDDIが買収してから様々な新しい取り組みが展開されており、年々売上高・ユーザー数を伸ばしています。Amazonや楽天市場ではライバルが多い商材も、wowmaならライバル不在で売れる事もよくあります。

 

越境ECもサポートしてくれる

中国の日本製品専門のオンラインモール豌豆公主(ワンドウ)への出店も無料でサポートしてくれます。翻訳・決済・配送など完全お任せで越境ECをスタート出来ます。日本製の商品などを扱っている場合は、大きく売り上げアップ出来る可能性があります。

 

近年、非常に出店者の確保・利用ユーザーの囲い込みに力を入れているモールですので、Amazon・楽天市場に比べると小さな市場ですが、今後の成長を考えると今から出店しておくと面白いかもしれません。

 

 


Amazon

https://www.amazon.co.jp/

 

このサイトでも詳しく解説しているAmazonですが、ユーザー数が国内最大のオンラインECモールです。Amazonでは、大口出品者小口出品者の2種類があります。

 

  • 大口出品者の場合は月額4,900円+販売手数料8%〜15%(kindle45%)
  • 小口出品者の場合は、月額無料ですが1件成約する毎に100円+販売手数料販売手数料8%〜15%(kindle45%)が発生します。

 

お小遣い稼ぎであれば、小口アカウントで始めても構いませんが、ビジネスとしての出店を考えているのであれば、大口アカウントを選ぶようにしましょう。大口アカウントでは、小口のような制限が無く、ほとんどの機能を利用する事が出来ます。

 

新規でAmazonに商品を登録して販売する場合は大口アカウントが必須となります。3ヶ月間無料キャンペーンなどを行っていますので、そのようなキャンペーンを利用して大口登録しましょう。

 

アクセス数について

https://www.similarweb.com/の結果では、2018年8月は、5億2300ビジターで、1ユーザーあたり8.72PVあるので、月間45.6億PVという事になります。一般のサイトでは、100万PVあれば凄いサイトですので、45.6億PVとなると、異次元のアクセス数とも言えます。

 

ちなみに、amazon.co.jpは、世界で61番目にアクセスがあって、日本国内では、6番目にアクセス数が多いサイトです。ちなみに国内で1番目アクセスが多いサイトは、google。2番目はyahooです。

 

国内で6番目にアクセス数が多く、毎月5億人近い人が訪問するサイトで、販売出来るという事は非常に大きなチャンスが転がっているという事です。初心者にもオススメですので、ぜひチャレンジしてみてください。

 

ユーザー層について

Amazonに関しては、30代~60代の男性が多い印象です。サイトもシンプルでわかりやすいので、お金に余裕がある60歳以上の「アマゾンおやじ」も多いと言われています。女性向けであれば楽天市場、20代に適した商材であれば、メリカリ・フリルなどのフリマアプリが最適です。

 

 


楽天市場

http://www.rakuten.co.jp/

 

楽天市場の場合は、オプションがたくさんある複雑な料金プランとなっていますが、最終的には1商品あたり10%程度の販売手数料で落ち着きます。

 

出店プランについて

 

このように4つのプランに分かれています。楽天市場の場合は、最初の1〜3ヶ月ほどは、SEOなどの関係で思うように売れないので、がんばれ!プランで契約して、翌年に、スタンダードプランに切り替える方が多いです。

 

プラン名月額費用契約期間初回支払額
がんばれ!プラン19,500円(税別)1年間294,000円
ライトプラン39,800円(税別)3ヶ月間179,400円
スタンダードプラン50,000円(税別)1年間360,000円
メガショッププラン100,000円(税別)1年間660,000円

がんばれ!プラン、ライトプランは契約期間内の月額料金をご一括で頂戴しています。スタンダードプラン、メガショッププランは半年分の月額料金をご一括で頂戴しています。残りの料金は、ご契約開始から半年後にお支払いいただきます。

上記とは別にプランに関わらず、初期登録費用として別途60,000円(税別)が別途発生いたします。

がんばれプランの場合は、登録料金6万円+(月額19,500円✕1年分)=約30万円が必要になります。スタンダードを選択したとしても初期費用として登録料金6万円+(月額50,000円×6ヶ月)=約36万円が必要です。

出店料金、基本料金以外にもオプション、楽天内広告、楽天ページの作り込み(デザイン)などで、費用が発生します。また、売上げが発生して、入金までのサイクルも長いので、ある程度資金がある場合にオススメ出来るモールです。

 

資金・時間・人材が豊富な場合、Amazonよりも売上げを伸ばすことが出来るモールです。

 

20代~40代の女性ユーザーが多い

ユーザー層としては、20代〜40代の女性ユーザーが多く、アパレル・食品・ファッションと相性が良いモールという印象です。

 

 

楽天SEOや楽天広告などを活用すれば、大きな売上げを生み出す事が出来る販路ですので、興味がある方は、楽天市場に出店して成功した人達の成功事例集を読んでみてください。非常に参考になります。

 

 


ポンパレモール

http://www.ponparemall.com/

 

リクルートが2013年に開始したECモールです。じゃらん・ホットペッパー、Beauty、ローソン、ケンタッキーなどのユーザー約8500万人にアプローチしてポンパレモールに送客出来るのが強みです。

 

 

ポンパレモールの場合、初期費用2万円、月額3万円(ベーシックプラン)売上げ手数料2.5%、決済手数料2.9%、ポンパレポイント3%+その他の費用でこちらも他のモールと同様10%〜15%の手数料が発生します。

 

ユーザーはポンパレモールで買い物をすると、どんな商品でも必ず3%のPontaポイントが貯まりますのでPontaポイント集めているユーザーにアプローチする事が出来るモールです。

ポンパレモール出店の詳細はこちらよりご確認下さい


ヤマダモール

http://ymall.jp/

 

ヤマダ電機が運営しているヤマダモールも近年伸びてきているオンラインモールです。プラン的には楽天に似ているような感じで、月額費用+販売手数料+ポイント分などが手数料として発生するようになっています。

 

 

ヤマダモールに出店するメリットとしては、高額な家電を購入して貯まったポイントを使いたい・・・というユーザーを取り込む事が出来るという点と、ヤマダモールで販売してバイヤーに注目してもらえれば、実店舗での販売が可能になる事もあるという点です。

 

ヤマダモールでの出店詳細がわかる資料はこちらより


ヤフオク

yahuoku

https://auctions.yahoo.co.jp/

 

昔からあるサイトで、圧倒的なユーザー数を誇るヤフオク。見逃すことが出来ないサイトの1つですが、最近はメルカリなどのスマホアプリに圧倒されている感じがありますが、穴場のECショッピングモールです。

 

引用元:https://auctions.yahoo.co.jp/guide/guide/fee.html

 

元々は5.4%の落札手数料でしたが、8.64%にアップしています。その代わり落札するユーザーのかんたん決済手数料が無料になっていますのでユーザーの増加が期待出来ます。

 

ヤフオクの場合は、出品価格と商品説明が重要になります。オークファンプロを使う事で「売れる価格」を知る事が出来ますし、落札履歴を見れば「売れる商品」をリサーチする事も可能です。

 

ヤフオクに登録して出品する方法【ヤフオク歴15年のプロ監修】

こちらのページで、ヤフオクに登録して出品するまでの流れ。売るためのポイントなどを詳しく解説しているので参考にして下さい。

 


ヤフーショッピング

Yahoo!ショッピング

 

Amazonや楽天市場に追いこうと2013年頃から、ほぼ無料(Tポイント負担最低2.5%~)で販売出来るように料金体系が変わりましたが、あまり伸びていないようです。

 

勢いのあるamazonや楽天市場、メルカリなどの増加率と比較すると伸びが少ないように感じます。販売者としても、ヤフーショッピングのユーザー数が増加しているとは感じませんが、商材によってはヤフーショッピングでよく売れる場合があります。

 

 

ヤフオク同様、国内トップクラスのユーザー数を誇るヤフーショッピングに固定費無料で出店出来るのは、販売者にとっては大きなチャンスですが、出店はオススメしません。ヤフーショッピングを利用するユーザーが少ないので、ユーザーが少ないモールで努力するよりもamazonや楽天などのユーザーが多いモールで集客して販売するほうが効率的だからです。

 

既に楽天に出店している場合は、HTMLに少し手を加えるだけで販売開始出来るので、出店しておいても良いかと思います。出店に興味がある場合は、公式サイトの出店詳細ページをご確認下さい。

 


Qoo10

http://www.qoo10.jp/

Qoo10は、元々Gmarketという韓国だけで展開しているサービスでしたが2012年に世界展開する為に、名前をQoo10に変えて運営しているモールです。

 

Gmarket時代は、韓国製品の仕入れが出来るサイトという感じでしたが、Qoo10に変わって日本からも販売が出来るようになっています。

 

 

 

初回手数料無料、月額費用無料ですが販売手数料として6%~10%を支払う必要があります。amazonと同じで、商品カテゴリによって販売手数料が変動するシステムです。Qoo10への出店詳細を確認したい方は、公式サイトにて詳細をご確認下さい。


ラクマ(フリマアプリ)

https://fril.jp/

 

楽天が買収して、ラクマとフリルが合体して新「ラクマ」に変わりました。GoogleでのメルカリDL数が1000万DLで、メルカリが公表している数字では、1億ユーザー突破との事ですので、GoogleのDL数をベースに考えると、ラクマのユーザー数は1000万人程度と予想出来ます。

 

メルカリのダウンロード数(Google)
ラクマのダウンロード数(Google)

 

メルカリの販売手数料10%に対し、ラクマの場合は、手数料が3.5%と圧倒的に安い事が魅力です。ただし、販売してから売れるまでのスピード感はユーザー数が多いメルカリのほうが圧倒的に早いので、売れたらラッキーくらいの感覚で出品すると良いですね。

ラクマ登録ページへのリンク

 


メルカリ(フリマアプリ)

https://www.mercari.com/jp/

フリマアプリでは圧倒的にユーザー数が多いメルカリ。テレビCMがスタートしてから一気にユーザー数を伸ばしています。2017年には、1億ダウンロードを達成しています。

 

1億ダウンロード突破

 

どんな商品が売れてるの?

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引用元:http://jp.techcrunch.com/

 

Amazonや楽天の場合は、欲しい商品が決まっていて、それを見つけるためにサイトを訪問するユーザーが多いのですが、メルカリユーザーの特徴として、「何か良い商品無いかな?」というウインドウショッピング感覚のユーザーが多い事も特徴的です。

 

年齢層としては、圧倒的に10代~30代の若者がメインユーザーです。個人的な感覚ですが、若者が多いからか、お金に余裕がなく、質が悪いユーザーも多い印象です。Amazonや楽天市場に比べて、理解力が低いユーザー、面倒なユーザーに遭遇する確率が高いです。

 

メルカリ特有の面倒な値引き、コメント文化がある

50円、100円とかのレベルで「値引きをしてくれませんか?」というコメントが飛び交っています。

 

そして値引き交渉が成立すると、OO様専用のページが出来ます。面倒ですね・・・・OO様専用のページが出来た瞬間にOO様じゃない人が落札したりもする事もあります。

 

最近は、即購入OKの販売者が増えましたが、今でも購入の際はコメントして欲しいという謎のユーザーもかなり存在しています。このような販売者の商品を勝手に購入すると悪い評価をつけられたりもするようです。

 

 

メルカリで販売する場合は、値引き前提&即購入OKで、質が悪いユーザーに遭遇する事も覚悟で販売する必要があると考えておくようにしましょう。

 

今まではスマホからの出品のみでしたが、パソコンからでも簡単に出品出来るようになったので、興味がある方は使ってみて下さい。

 

カート型(自社サイト)

ここまでは、ECショッピングモールのサイトを紹介してきましたが、ここからは、カート型と言われる自社サイトを紹介していきます。自社サイトのメリットは、カスタマイズやマーケティングなどの自由度が高いという点ですが、集客が難しいというデメリットもありますので、モール型・カート型どちらがあなたに合っているか検討してみてください。

 

Make Shop(メイクショップ)

gmomakeshop https://www.makeshop.jp

 

自社サイト運営で最も難しい部分は、集客です。お洒落でカッコイイサイトを作ったけど、集客方法がわからない。という悩みをよく聞きます。そんな問題点を解決してくれるのがメイクショップの集客機能です。

 

MakeShopが提供しているアイテムポストを使えば自社サイトの強みを生かしつつ簡単に集客出来ます。アイテムポストとは、固定費や月額費用は無料でヤフーショッピングや価格.comなどの有名サイトにワンクリックで商品を掲載する事が出来る機能です。

 

 

連携サイトを経由して売れた時にだけ、手数料が発生します。経由したサイトによって手数料が変わってきますが、MakeShopに登録するだけで色んなサイトで集客できるのは、MakeShopの強みです。圧倒的に利用者数が増えているスマホやタブレットにも最適化されているのでモバイルユーザーに対しても販売出来ます。

 

他にもSEO対策機能や在庫管理機能もあるので、初めて自社サイトを運営される方にオススメです。

 

 

プレミアムショッププランであれば、15日間の無料お試し期間もあるので、実際に使ってみて、良ければそのまま運用も可能ですし、解約する事も出来ます。サイトデザインを自由にカスタマイズしたかったり、色んな機能を使いたい場合は、開店までの専任サポートが付いてくれるプレミアムプランを推奨しています。

 

個人的な感覚ですが、WEBでの販売経験があって、月商500万円以上を目指している場合は、makeshopで月商500万円以下の場合は、次でオススメするカラーミーを使うと良いでしょう。

 

 


 

カラーミーショップ

カラーミーショップ公式サイト

 

先ほど紹介したメイクショップ同様にGMOが運営している、ショッピングカートシステムです。メイクショップのように豊富な機能はありませんが、販売に必要な機能は全て揃っているので、小規模~中規模の自社サイトを運営する予定であれば、カラーミーがオススメです。

 

 

とりあえず、試してみたい場合は、エコノミープランがオススメ。月商500万円程度の自社ショップを運営したい場合は、レギュラープラン以上を推奨。月商1000万円以上を目指す場合は、カラーミーではなく、拡張性があるメイクショップがオススメです。

 

販売手数料は無料ですが、月額費用+決済手数料+広告費用を支払う必要があります。

 

 

MakeShopと似ていますが、カラーミーのほうが料金も安く、よりシンプルで、自社サイト運営が始めての方に向いているサイトです。無料~31,000円までのテンプレートが用意されているので、デザインテンプレートを活用する事で、すぐにお洒落なサイトが完成します。

 

上記テンプレートのデモページを見る

 

MODEという31,000円のテンプレートを使うとこんなサイトも一瞬で完成します。

 

後ほど紹介するBASEやSTORES JPとの大きな違いは、HTML、CSSなどを自由に編集してサイトを作り込むことが可能という点です。CSS/HTMLの知識が無い方が作ると、素人感丸出しのサイトになってしまいますのでテンプレートを活用しましょう。

 

※2017年1月から新しい決済機能としてAmazonPayが導入出来るようになっています。

 

  1. Amazonアカウントでお支払いをクリック(決済情報・住所など入力不要)
  2. 注文を確定ボタンをクリック

 

Amazonアカウントを持っているユーザーであれば、2回クリックだけで、注文を確定させる事が出来る素晴らしい機能です。

 

参考:流通額が昨年比100%アップ!【Amazon Pay】導入店舗さまの利用実績をご紹介

 

定期購入機能を無料で利用出来るのもカラーミーの強みです。サプリメントや食品、消耗品など毎月定期的に購入するような商品であれば、定期購入機能を導入すると、LTV(1人あたりのお客さんが支払う総額)をアップさせる事が出来ます。

 

 


STORES JP

STORES.jp

 

初期費用無料、月額無料。クレジットカード、コンビニ決済、銀行振込、翌月後払い、PayPalで決済された場合、5%の決済手数料が発生します。シンプルなテンプレートばかりですが、お洒落な商品との相性は抜群です。

 

Facebook / twitter / instagramなどのSNSからユーザーを誘導したり、コンテンツを作成してブログなどから集客する必要があります。MakeShopのように集客支援機能などは無いので、自社で集客が出来ない場合はユーザーの来客は見込めません。

 

こちらのサイトに、instagramを活用して集客する方法が記載されていますので、興味がある場合は、参考にして下さい。

 

STORES.JP出店の詳細を確認する

 

BASE

https://thebase.in/

 

WEBに関する知識は無いけど、とりあえず自分のお店をOPENしてネットで販売したい場合には、BASEがオススメです。STORES JPと似たようなサイトですが、完全無料で独自ドメインを設定出来たり、商品数の上限などもありません。3.6%+40円の決済手数料+3%のサービス手数料が発生するので、合計6.6%+40円の手数料が発生します。

 

サイトの雰囲気や機能面でも困る事はありませんし、実際に10分もあればショップをオープン出来ます。BASE公式のBASEUというサイトで役立つノウハウがたくさん公開されていますので参考にしてみてください。

 

 

SNSとの相性が良い

ハンドメイドアクセサリーなどを作成 —> instagramに画像を掲載 —> 見込み客を集める —> BASEで開設したお店に誘導という感じで、BASE経由で商品を売っているインスタグラマーが目立ちます。SNSの拡散力って凄いのでセンスがある商品だったらすぐに売れます。逆にセンスが無い商品はずっと売れません・・・

 

 

こんな感じでinstagramで集客 -> BASEで販売をやってる方がたくさんいます。お洒落な画像を撮影出来たり、SNSでの集客に自信がある場合は、ぜひBASEでお店を開設してみてください。WEB初心者でも5分で自社サイトを作れます。

 

BASEの詳細を確認する方はこちらよりどうぞ


EC CUBE

https://www.ec-cube.net/

 

EC-CUBEは完全にプロフェッショナル向けです。10万円〜30万円程度のテンプレートを購入する事で、クオリティーの高いサイトを作ることが出来ます。他のモールに比べてテンプレートが高いのでオススメしません。

 

とりあえず自社サイトやってみたい!という方は、BASE、カラーミーショップ、MakeShopでスタートするのがオススメです。ECCUBEで初めても難易度が高いので挫折すると思います。

 

さいごに

各サイトでメリット・デメリットがありますが、アクセス数×成約率×単価=売上げとなりますので、1つのモールだけでなく複数のモール・自社サイトを展開していけば、アクセス数が増えて、必然的に売上げもアップします。

 

まずは、ヤフオク・Amazon・楽天市場などに出店してみて、軌道に乗ってきた段階で、カラーミーやMakeShopなどの自社ショップを展開すると良いでしょう。

 

手数料が高いし規則が厳しいモールに依存するのは嫌だ・・・モール内での価格競争にうんざりだ・・・って方は、思い切ってカラーミーMakeShopに出店してみましょう。集客さえ出来れば、価格競争など気にする事無く販売する事が出来ます。

16 件のコメント

  • 突然の質問、失礼します。
    中野さんから見てStrikinglyのストア機能はどうでしょうか?

    個人的にはmake shopかStrikinglyのどちらかで悩んでいます。
    Strikinglyはデザインがお洒落で、パソコンに弱い私でも操作が簡単で解り易く、月額料が手頃で決済手数料もかからないので魅力的なのですが・・・
    集客面では厳しそうな気がします。

    複数のサイト(モール?)を運営するのは大変そうですし、1つのサイトでまずはじっくり取り組みたいと考えているのですが・・・
    ネットショップ経験者のご意見聞かせてください。

  • 自分もそうでしたが、初心者ははじめにモールで出店するのが一番ですよ。
    何より簡単で、ノウハウを学べます。

    それと並行して、make shopやカラーミーなどのストアを構築していく。
    注意点は、コピーコンテンツのペナルティを回避るるために、モールとストアのコンテンツを同じにしないように、もしくはストアのコンテンツを先に書いて暫く日を置いてからモールへコピペ。
    あくまでストアを主にして経営するのがいいと思います。
    モールは出店時に規約をよくわかっていないままはじめると、規約違反が重なって最後は永久追放されます。
    なのであくまで独自ストア重視です。

    自分ははじめアマゾンをはじめながら、しばらくしてカラーミーショップをFC2カートも運営していました。
    今はアマゾンはやっていません。

    私のお勧めは、商品によるかと思いますが、モールはヤフーショッピング、独自ストアはカラーミーですね。

  • 質問させていただきます。
    出店すべき15ショップに
    ショップサーブが比較対象に入っていないのは
    出店すべきでないとの理由があると推察いたしますが、
    如何でしょうか?

  • メルカリやラクマで輸入レディース販売してますが、
    身に覚えのない規約違反でいきなり数十、数百のページを削除されるので、
    小遣い副業レベルでないと運営は無理です。
    みなさん気を付けてください。

    • プラットフォームでビジネスを行う以上、身に覚えのない規約違反やアカウント停止など付きものですので、都度、対策していく必要があります。フリマアプリの場合は、大量出品すると規約違反になる場合があるので、複数アカウントに分散させる事で、この問題を解決出来ますよ。

  • Yahoo!ショッピングのように商標権侵害の出品があるのを見つけても、モールに申告出来ない仕掛があるのはパクリ優先のモールということですか。
    申告するための準備として書類を作って郵送して、それが認可されてからの申告と成るようだが、個人事業者には認可されない。

    • 権利が侵害された場合、申告が可能ですよ。https://business-ec.yahoo.co.jp/ppip/ こちらのページを参考に申告してください。

  • Yahoo!ショッピングで気付いたのですが、amazonと違って商標権違反を見つけても、個人事業者はYahoo!ショッピングに登録用紙が出せないので、申告すら出来ない仕掛です。

  • BASE は
    3.6% + ¥40+別途サービス利用料3%がかかりますよ〜
    決済手数料は送料にもかかかります。
    BASEサイトでは凄く小さくしか書かれていませんw

  • はじめまして。この記事を参考に出店を考えているものです。
    個人のショップを持ちたいのでstoresとヤマトフィナンシャル株式会社のらくうるカート
    上記2つで利用を検討しているのですが、どちらの方が利用者にとって使い勝手が良い
    でしょうか。手数料やプランの料金も異なるので、同じ土俵で比べることはできませんが…。
    よろしくお願いいたします。

    • 初めまして、中野です。どちらもスマホ対応で決済手段も豊富なので、ユーザー視点で考えると、どちらでも問題ありません。販売者目線で考えるとSTORESのほうが割安ですし、安定しているかと思います。

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    Take it easy - 気楽にいこうぜ!人生1度きり。楽しんだもん勝ち。1990年4月3日生まれ、28歳。サッカー、釣り、サーフィン好き。18歳から5年間世界を旅するバックパッカーになり帰国後、10万円の資金で輸入ビジネスを開始、たったの6ヶ月で月収100万円達成。1年で総売り上げ8000万円超え、最高月商718万円。情報発信では、3ヶ月目にして月収100万円を突破。経済的/場所的/時間的自由を手に入れようとしている方や効率良くお金を稼ぎたいと考えている方向けにブログを更新しています。