タオバオなど代行業者を経由して仕入れをする際に気をつけておくべき点がいくつかあります。この辺りを知っておかないと、請求が来たときにとんでもない金額になっていたり、商品が届いても国内でのルールに違反していたりして販売出来ない場合などもあります。
仕入れ店舗、代行業者の場所
タオバオで仕入れる際に注意すべき点が、中国のどこから販売しているのか?利用する代行業者の所在地はどこか?です。中国の端っこが仕入先で代行業者がその真逆の位置にあれば、代行業者の場所に届くまで1週間かかってしまう。なんて事も充分にありえますので、必ず確認しましょう。

タオバオの場合は、青で囲っている部分が発送元となります。今回の場合は 河南郑州 この場所が配送元のようですので、Googleの地図で場所を確認してみましょう。

この場合、真ん中あたりにあるので、代行業者がどこの場所にあるにしろ、そんなに時間がかからないと思いますが、

このように北京→昆明→日本と距離が離れていると、時間がかかるケースが多いです。特に発着地が田舎になればなるほど遅くなります。発着地が都会同士であればスムーズに届く場合もあります。このように仕入先、代行業者の場所によって時間がかかったり、中国国内での送料が高くつくケースがありますので、注意しましょう。
商品のサイズ
基本的には、商品の重さで送料は決まるのですが、代行業者によっては、容積計算で計算する場合があります。極端な例えでいえば、発砲スチロールを中国から仕入れるとして、重さは100グラムの軽量であっても、サイズが60cm×60cm×30cmであれば、このサイズから割り出す重量が適用されるという事です。重さでいけば100グラム100円の送料なのに、容積計算すると800グラムの重量となってしまい、送料で800円かかってしまうという事です。
これが意外に面倒なので、私がタオバオを使わない理由のひとつでもあります。実際に代行業者に到着して日本国内までの送料を聞くと、想定していた金額の倍額を請求されたり、過剰に梱包しすぎて割高な送料を請求されるケースがあります。この場合は、ほとんどキャンセル出来ないので、しかたなく払わないといけません。
ブランド
ブランドについては、以前 中国輸入ビジネス初心者なら絶対に知っておきたい!9つの事をまとめました。 こちらの記事でも少し触れているのですが、ブランドは扱わない!これに限ります。スーパーブランド(ヴィトン、グッチ等)であれば、扱うべきでないという事は理解しているかと思いますが、難しいのがマイナーブランドです。
日本ではあまり聞かないけど、中国ではブランド化されているもの。この場合、仕入れる商品が正規品であれば問題ありません。少し面倒なのは、ブランド化しようとしている商品などです。中国で製造しているブランドでスーパーブランドでなければ仕入れても問題ないケースがほとんどです。ただし、税関での没収なども充分にありえますので、ブランド品を扱うということはリスクもあるという事を理解しておきましょう。
電化製品
電化製品を仕入れる際はリスクがあるという事も理解しておきましょう。ただし、このリスク上手にマネージメント出来れば利益を出しやすい分野である事は確実です。まずは、電解製品を販売する際のリスクを書いていきます。
- 電圧100V/240Vの問題がある
- PSEマーク(電気用品安全法)がややこしい
- 発火の危険性がある(バッテリー等は特に)
- 故障した時には、返品・返金対応が必要で割高に
このように、電化製品を販売するデメリット・リスクもあります。よく聞く話がバッテリーなどが爆発して怪我をした、火事になったというケースです。この場合は責任を問われるのは、製造者と販売者ですが、ほとんどのケースで国内で販売した販売者が責任を負うケースが多いようです。怪我や火事となれば、1億円、2億円などの損害賠償請求も充分にありえますので、出来ればPL保険などに加入しておきましょう。長くビジネスを続けたいのであれば、チャレンジする事と、守りを固めて行く事は必須となるでしょう。
代行業者
利用する代行業者によって、為替、手数料、スピード、サービスなどに大きな差があります。手数料が安くても結局送料が割高なので、高く付いてしまうケースや、手数料・送料が安くても到着までに異常に時間が掛かるケースなどがあるので、検討する場合は必ず、全ての面を比較して決めるようにしましょう。
このサイトで中国輸入代行業者のレート・送料などが比較出来ます。
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さいごに
やっぱり代行業者経由は面倒くさい!数年間、中国輸入を実践してベストだと思ったのは、Aliexpressを利用して販売者から直接仕入れる方法です。Aliexpressを利用した稼ぎ方を無料メール講座で解説しているので、タオバオと代行業者にうんざりして来た時は、ぜひ考えてみてください。
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