海外から商品を仕入れると、PSEマークの取得が必要な商品にも関わらず、マークの表示が無い商品が届いてしまう場合があります。その際にヨーロッパ基準のCEマークが付いていれば国内で販売する事が可能になるのか?と思った事はありませんか?
特定の電気製品を販売する際は、PSEマークの取得・表示が無いと商品を販売出来ないという電気用品安全法がありますので、ヨーロッパ基準のCEマークが表示されているからOKと勘違いしないようにしましょう。
PSE法について
日本の安全基準を満たしている商品だけ国内で販売する事が出来るという法律なのですが、中古品問題などがあり、機能しているのか?機能していないのか?わからないような法律です。
コーナン商事株式会社に対して電気用品安全法に基づく行政処分を行いました ホームセンター大手のコーナンが2014年に行政処分を受けていますが、それ以外の話はあまり聞きません。

http://www.amazon.co.jp/dp/B00O3Z48MO
PSEマークの取得、表示が必要な充電器もAmazon内でPSEマーク無しとして平気で販売され続けています。Amazonも見つけ次第、警告を出しているようですが、商品数が多すぎてパトロールが追いついていません。
PSEマーク無しをネットで販売しない
多くの製品がPSEマーク無しで販売されていますが、トラブルの原因となりますので、PSEマークが無い商品は、日本国内で販売しないようにしましょう。
PSEマークはついているけど本物なのか?
購入した商品にPSEマークの表示があったとしても、本当に基準を満たしている商品なのかは、わかりません。ネットでロゴを拾えば誰でも簡単に印刷する事が出来ます。
PSE表示があるから100%安全とは過信しないようにしましょう。PSE表示が必要な商品は扱わないようにする事も1つの対策方法です。
PSE認証を取得する事は不可能だった
PSEマークは「取得」するものではありません。輸入・製造事業者が、電気用品安全法に定められた検査を行い、その記録を残し、基準適合性を確かめた上で、その義務を果たしたことを対外的に示すためにPSEマークを表示しているだけのものなので、国の機関からマークを買うわけでも、表示の許可を得るわけでもありません。 参考URL: 経済産業省「製造輸入事業者向けガイド」アリアファームより引用
丸型と菱型の2種類がありますが、菱型の場合、第三者機関による認証が必要となります。
さいごに
PSEマーク無しの商品を販売する事は、グレーゾーンな事であり、トラブルの原因となりますので注意しましょう。
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